ディマショーに行くにあたり事前にRIFFE社長に、私個人や皆様から頂いた質問や要望等を話したいとメールをしてO.K.を貰いました。現地でのミーティングの結果をお知らせいたします。私は英語がまったく話せないのですが、ロイスカンパニーの社長で、40年来の親友フォクト・アンドレアス氏が通訳として来てくれ、こちらの意思がよく伝わり大助かりでした。

トラベルユーロ
Euro55(全長
81cm)のストックを半分にカットし、ワンタッチで組み立てられるようにし、シャフトも真ん中で二本繋ぎにすれば、メッシュバックに入れられて持ち運びに便利。この提案はどーですか?

JAY社長:おもしろいアイディアだ、挑戦してみるよ



手描きで汚い図ですが、こんな感じで作ってくれるよう頼んできました。課題のつなぎ目がどのように出来てくるか、楽しみです。

10セットオーダーしてみたが、この後
大ブレイクするとは思いもよりませんでした。
サイズは E-75 E-90 E-100
E-110 E-120
 2008年12月25日

シャフトのつなぎ目が想像以上に難しいらしく、時間がかかっておりましたが、やっと商品が入荷いたしました。
詳しくはこちら


Euro130
2007年1月にEuro130の製造を断られましたが、やっぱりあきらめきれないので再度お願い。

JAY社長:ストックの浮力と耐久性の問題点があったためできなかったが、その後試作品で100回以上のテストをし改良を重ね解決したので、販売開始決定。

シャフトについて
何点かのクレームというか、問題点

JAY社長:
O.K. それはすぐやる。

カスタムシャフト
このような両羽根のシャフト(左側写真)を作ってもらえますか?

JAY社長:フラッパーのサイズを新たに2種類作らなければならないので、現時点では需要の関係上難しい。
ただし右側の図のような構造ならば、現時点でも製造可能。
その他 こまごまとした質問がいくつかあったのですが、真剣に丁寧に答えてくれました。


RIFFEからの情報

2008年度ブルーとグリーンのカモフラージュスーツを出そうと思っているが、日本で販売してくれるか?といってサンプル生地を見せてもらいました。

新しい鋼材を使ったスピアヘッドとシャフトを研究中

その他いろいろ
一時間という短い時間でしたが、内容の濃いミーティングでした。



DEMAショーの後、マイアミ在住のハワイアンスリングの神様、Lee・Turcotte宅に数日間滞在し親交を深めてきました。

マイアミ風ハワイアンスリング
とは下記のような漁具です。
Lee氏自作のハワイアンスリング 現在市販されているハワイアンスリング
左から、Lee氏愛用の自作ハワイアンスリング、現在マイアミで市販されているタイプ、右端は実際の使い方です。飛ばすシャフトの太さは7〜9mmで、1600〜1700mmくらいの長いものを使っていました。銛先はハワイアンフラッパーで、もちろんタブはありません。 ラインはついていないのですが、マイアミ沖は遠浅のためシャフトを抱えて逃げた魚を水面移動で追いかけ、弱ったところで回収するようです。このようなシンプルな漁具でスナッパー、グルーパー、ロブスター等を捕獲してきたとのことでした。


Lee氏が過去に突いた
獲物の一例です

昔は、水中銃を使うカリフォルニアのJAYとハワイアンスリングを使うマイアミのLee、良きライバルだったようです。

JayとLee
写真左から、DEMASHOWで久々の再会をはたした二人、JAYが作った初期の頃の銃、それを持って雑誌の表紙を飾ったLee。

Lee氏健在、今でも時々マイボートで沖に出て魚突きを楽しんでおられます。

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